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「FREEZE」全五話を終えて・・・

※この記事にはネタバレが含まれています。まだご覧になられていない方は 「 FREEZE」をご覧になってからお読みください。


本日「 FREEZE」 の最終話が配信された。


「動かない戦い」という珍しいジャンルで世間を賑わせたが、いざ始まると酷評の嵐。良くも悪くも話題になった作品であった。


勝戦の3人の戦いは凄まじかった。誰も動かない。完全にフリーズしていた。


敗者復活から勝ち上がったクロちゃん。


松本に「決して弱くはないですからね。相当強いはずなんですよ。」と言われていたが、じゃあ何でファーストステージで落とされたかって話だ。


恐らくドローンで傷ついた頭をあまり見られたくないのだろう。


ドローンのプロペラが頭に当たりリリース直後に「痛ぁー」と頭を押さえていた。
その後頭に貼られていた小さな面積のシールがそれを物語っている。


まあ、ドローン然り、タランチュラ然り、竹刀が顔に当たっても「可哀そう」という感情が湧き出てこないのがクロちゃんの魅力の一つでもあるのだが。


トップスターである諸星和己は「俺たちは昭和の激動の時代を生き抜いて『耐える』ということを教わってるから」と言っていた。


ある意味、時代の変化を表した一言だと思う。現代がパワハラだらけだと感じるのも、昭和の文化をそのまま今の日本に押し付けてるのが一番の原因ではないのかと考えさせられる一言だった。


そんなカーくんは仕掛け人に足を引っかけられて椅子から落ちてもそこから動かなかった。ボビーとはえらい違いである。


そんな強敵をも下して、見事初代王者になったダイヤモンド☆ユカイ。


風船が割れようがポップコーンが飛んでこようが動かない。瞬きすらしない。


あんな「動かないバケモノ」に勝てる人などいるのか?と思うぐらいの絶対王者っぷりだった。100万円を貰うに相応しい人物だ。

 


さて、「FREEZE」を見た全体的な感想を一言に表すと


「面白かった。でもドキュメンタルより先にやってほしかった」


期待値が高すぎたせいで単純にドキュメンタルの面白さには勝てなかったという印象。

FREEZEを何度かやった後にドキュメンタルをやった方がFREEZEの価値を上げられたのでは無いかと思っている。


お笑いファンにとって、あのドキュメンタルのヒリヒリ感を見てしまうと昨今のバラエティはやはり生温い等の感じてしまう。FREEZEはそんなドキュメンタルのハードルを越えられなかったなと皆が思っていることだろう。


決してつまらなかったわけでは無いが、次はドキュメンタルをやって欲しい。