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レギュラー第1回で見えた??「99人の壁」攻略法

「あなたの最愛の知識を100万円に変えてみませんか?」


3回の特番を経て昨日レギュラー化の第1回が放送された「超逆境クイズバトル!! 99人の壁 」

www.fujitv.co.jp

俳優・佐藤二郎がバラエティの司会初挑戦のこの番組。


100人の中から選ばれた1人の挑戦者が他の99人と早押しクイズバトル。5問正解すれば100万円を獲得できる。


このクイズ番組は自分の得意ジャンルを指定でき、敵が99人いても立ち向かえる仕様になっている・・・と思いきや、100万円を手にするのは容易いことではない。


昨日の放送を例にすると「ワンピース」のジャンルで挑戦したチャレンジャーに出された3問目。


「映像に映ってるキャラを答えよ」という問題でボタンを押したチャレンジャー。そして一歩及ばず「ブロッカー」と呼ばれる敵も押していた。


正解は「安室奈美恵」。今年の全国ツアー会場で流れたコラボ映像が問題として出されたのだが、そのブロッカーに「安室奈美恵」のジャンルを指定した人が居たのだ。


そして迎えた5問目。「2010年1月号の表紙をルフィが飾り これが創刊以来初の・・・」で押したのはブロッカー。


答えは「メンズノンノ」正解されてしまい100万円を阻止された。(問題の続きは『マンガキャラによる表紙となった男性向けファッション雑誌は何?』である)


ブロックしたのは「オリンピック日本人金メダリスト」得意ジャンルに被ってない人が答えたのだ。


深い知識量を答えるクイズだと「カルトQ」のように誰もわからないような問題を出題しがちだが、早押しの対戦相手はそのジャンルを知らない人達。


いくら人数が多いからといって超難問を出されても答えられるはずが無い。


カルトQと違うのは「他の人も押せる問題作り」がされていること。


自分のジャンルと別のジャンルが交わる所で戦わなければならず、だからといって焦って早めに押しても誤答する可能性もある。


他の番組には無いゲームバランスが非常に取れているクイズだと思っている。


結局、2時間の放送で100万円を獲得する者は現れなかった。


この番組の攻略法は「狭く、深い。」知識ではなく「広く、深い。」知識が必要なのかもしれない。