素人の批評は痛々しい。それでも「笑い」を語りたいんだ。

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君は「俺達バカ社長」を知ってるか?

「くうちゃん まーちゃん 俺達バカ社長」という番組をご存知だろうか。


2015年にテレビ埼玉で放送していた30分のバラエティ番組だ。

 

アメトーークの裏番組でテレビ埼玉のみの放送だったため知らない人も多いだろうがカルト的人気があった。

 

出演は「くうちゃん」こと野生爆弾川島邦裕(まだくっきーに改名する前である)と「まーちゃん」ことバッドボーイズ佐田正樹


この番組は知識も資金もゼロの状態から会社を興し社長になるため奮闘するドキュメントバラエティー。ただし、最初はドキュメンタリーの要素は全くなく完全バラエティのノリだった。


今のくっきーを見て頂ければわかるだろう。あんな感じで30分の枠を埋めるのだ。


最初は資金集めから始めるのだが路上ライブで歌を歌ったら1円だけもらったり、大食いチャレンジで失敗して赤字になったり、到底会社を作れるような状況ではなかった。


しかし転機が訪れる。後輩芸人「たかくら引越センター」の会社である「たかくら引越センター」のCMを番組内で流すと提案し10万円を貰う。


さらに川島の才能に目を付けた「C-CLOSET PARK」とコラボグッズを作ったり、海の家をプロデュースしたりと資金集めが順調に進む。


さらには「くうちゃんまーちゃん俺達バカ社長スピンオフ」として様々な企業の社長に話を聞くという「ガイアの夜明け」的な番組も開始するというバラエティとしても「俺達バカ社長」は軌道に乗っていた。


しかし、別れは突然やってきた。


2015年11月、前回と全く同じ放送をした後「本日で最終回です」というアナウンスがあった。あまりに唐突だった。


演者の不祥事で番組が終わる事はあるが、川島も佐田も何もやっていない。やったのは「エグゼクティブプロデューサー」だった。


なんと、制作費を持ち逃げして飛んだのだ。


バカ社長・スピンオフ・そして同じ制作の「乃木坂ぷぷぷ」が突如として終わった。


最悪の裏方を付けてしまった悲劇。裏番組に負けないぐらいの人気番組だっただけに悔やまれる。


その悔しさをバネにくっきーは笑いを追い求め、今のブレイクを手にしたのかも知れ

 


いや関係ねぇか。