素人の批評は痛々しい。それでも「笑い」を語りたいんだ。

お笑いばっかり見てます。twitter @bigintercourse

忙しい芸能人は幸せなのか?

華やかな世界の代表格「芸能界」


そんな芸能界で第一線で活躍しているにも関わらず幸せそうに見えない人が少なからずいる。


脚本家として向田邦子賞を受賞した「バカリズム


元々コンビで活動していたが解散。コンビ名をそのまま芸名にし、その後R-1で「トツギーノ」のネタでブレイク。


ネタだけでなく大喜利も得意とし「IPPONグランプリ」でも4度の優勝を果たす。


とにかく発想が他の芸人と別格であり、毎年行われる単独ライブもプラチナチケットと呼ばれるほどの人気ぶりである。


そんなバカリズム。2014年からドラマの脚本を書き、そのドラマに出演するという役者と脚本家という二つの顔も新たに誕生した。


話を書いてそれに出るのは芸人だからこそできる技である。しかし才能を開花させたが故に問題がひとつ。


とにかく「時間が無い」らしい。


収録が終われば作業場に直行しネタを作る。頃合を見て自宅に帰り寝る。この繰り返しらしい。


あまりにも台本を書きすぎたせいで左脳が肥大しているらしい。もはや恐ろしい現象である。


再来年先のドラマまで決まっているらしく休む暇が無い。


以前自身のラジオで「楽しい事がない。最近いつ楽しかったかなぁと思い返してみたら、東京03と楽屋で話してる時が楽しかった」


「それが楽しかった思い出?」と言われても仕方ないが、今のバカリズムは旅行に行っても作家の脳になっているため常に頭には仕事の事を考えているらしい。


「それが心から楽しいって思う日が来るの!?」と悲痛な叫びを訴えていた。


そして、幸せそうじゃない人がもう1人。

 


芸人ではないが「マツコデラックス」が幸福度が低いと嘆いている。


タレントとして名を馳せているが本業はコラムニスト。普通、コラムニストの露出といえばワイドショーのコメンテーターぐらいだろう。


そのコメンテーターを「5時に夢中」でやっていたのが最初のテレビ出演。そこから飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍を続けている。


しかし彼女は、いや彼は「芸人」とは違う。度々「私は好きでテレビの世界に入ったわけじゃない」と発言している。「夢が叶っている」訳ではないのだ。


流れに身を任せた結果行き着いた場所が芸能界だっただけ。そう考えると中々辛いものがある。


あの体型も楽しみが無いから食に走り、あの超重量級になったそうだ。

 

 『幸せとは一体何なのか』

 

2人を見ていると、たまにそう思う。