水曜日のダウンタウンの影響力
先週水曜放送の「水曜日のダウンタウン」
その中で放送されたのが「芸人解散ドッキリ 師匠クラスの方が切ない説」
芸歴を重ねた師匠に解散ドッキリを仕掛けるという攻めた企画だ。
一組目の「東京丸・京平」は仲の良さが垣間見えたが、この企画が話題になったのは二組目の「おぼん・こぼん」だ。
仲が悪いコンビが解散ドッキリをしたらどうなるか。しかも芸歴53年。
結果は見事な喧嘩別れで解散決定。ドッキリだと知ったこぼん師匠は「やっていい事と悪い事がある」と怒っていたが、プレゼンターの小藪から「せっかく頂いた仕事だから放送してもらう」「あんな事があったのに次の日の舞台では大爆笑をとった」と説明があった。
さらに、ツイッター上では
「浅草東洋館の舞台出番がナイツ→東京丸・京平→おぼん・こぼん」というラインナップが水曜日のダウンタウンプロデューサーの藤井健太郎から紹介された。
この舞台は立ち見も出る程の満員御礼だったそうだ。
私は、というか視聴者の皆々様も思っている事だろうが、「テレビの影響力」はまだまだ力強いんだなと実感している。
昨年2018年12月に放送された「モンスターハウス最終回」の騒動も記憶に新しい。
視聴者投票で「クロちゃんの行動は許せない」に90%以上の票が入り、檻にほぼ24時間入れられるという罰が執行された。
それを観に来た客がごった返し、会場のとしまえん周辺に被害が出てしまった為、止む終えず中止の運びとなった。
今回の演芸場を満員にしたのは前回の事件とは違い、非常に喜ばしい事だ。
「テレビ」というメディアが弱くなっているのは事実。しかし、視聴者に与える影響力はまだまだあるんだぞ。というのを水曜日のダウンタウンを見て感じ取れる。
これからも人々の心を動かすような番組を制作してもらいたい。勿論、怒られない程度に。