ホリケンがIPPONグランプリ「新元号大喜利」で見せた真骨頂
去る4月20日、「IPPONグランプリ」21回大会が放送された。
平成最後の大喜利王を決める今大会。
Aブロック勝者の堀内健とBブロック勝者の秋山竜次が決勝で魅せた「架空芸人自己紹介大喜利」。
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即興で考えた芸人の名前を交互に言うという新形式の大喜利。「×」判定が出るまで続行するともりが、永久に続く笑いのラリーに松本人志がストップをかけた。
視聴者が「これだけで番組をやってほしい」という声が挙がるくらい非常に魅力的な大喜利だったが、やはり今回特出すべきは、Aブロックサドンデスだろう。
「新元号発表の雰囲気で何かを発表してください」
このサドンデスのみ「額縁を模したフリップ」を使い回答する。
「大喜利」という戦いはその人間の色が出やすい。
バカリズム・千原ジュニアは「技巧派」、野生爆弾くっきーは「狂気」、そしてホリケンは一言で言うと「アホ」である。
バカリズムが回答する前にホリケンは「綺麗なうずまきを書いてそれを回す」という見事な回答でIPPONをかっさらった。
皆が絶賛するこの手法、実はホリケンが以前からやっていたのだ。
「ネプリーグ」がクイズ番組になる前の30分番組だった頃、「秋葉カンペーさん」というキャラをやっていた。
これはアイドルのイベントにホリケンこと秋葉カンペーさんが観客として紛れ込み、スケッチブックにカンペを書いて出すというもの(アイドル当人はこの事を知らず、大体困惑する)
その時にもうずまきは書いていた・・・と思う。筆者の記憶違いでなければの話だが。
ドラマ版電車男にも出演した秋葉カンペーさん。誕生から15年以上が経過しているが、ネプチューン堀内健は相も変わらずアホな少年のようなことをやっている。
そこがホリケンの魅力であり、バカリズムと並ぶ4度に及ぶIPPONグランプリ最多優勝の実力者なのだ。第22回大会以降、もしかしたら新たな記録を作るかもしれない。
新元号になった「令和」の時代にも変わらないホリケンの活躍に期待したい。