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ドキュメンタル7 感想

※この記事にはネタバレが含まれています。まだご覧になられていない方は 「ドキュメンタル シーズン7」をご覧になってからお読みください。

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4月26日にアマゾンプライムビデオにて「ドキュメンタル」の最新話であるシーズン7が一挙配信された。今回はその個人的な感想を綴る。


●千鳥ノブ
ドキュメンタル史上最弱の防御が課題だったノブは「泣き顔」という、まさかのザブングル加藤と戦略かぶりをみせた。結局泣き顔をしようとする前に笑ってしまい最初の退場者となった。


霜降り明星せいや
1番の後輩だが得意のモノマネで果敢に攻めた。しかしノブと同じく防御力が弱く2番目の退場に。「残念!」のタイミングでブザーが鳴るシーンは見事なタイミングだった。


●トム・ブラウンみちお
昨年のM-1で鮮烈なデビューを飾ったトムブラウン。そのボケであるみちおは正に「謎の男」であり、まだどんな事をする芸人か掴めない印象だったが、フタを開けたら見事な「狂気」だった。
しかし笑い方も狂気染みていた。馬鹿笑い二回でレッドカードを喰らい、悔しい思いをした。


たむらけんじ
「オールラウンドプレイヤー、なのにおもんない。」という矛盾が生じてる珍しい芸人。「もう笑いたい!」という発言は意外と今まで誰も言わなかった名言であると私は思う。


フットボールアワー後藤
前回は「春日のカレー」を生み出すナイスパスを見せたが、ゲラであるため今回も苦戦を強いられる。何度も笑いを堪えてはセーフ判定になっていたが、結局は全てザコシショウの餌食になった。


小籔千豊
「番組や松本さんに迷惑をかけるのだけは避けたい」と言っていた小藪。綺麗なツッコミでカウンターを狙ったり新喜劇の後輩、今別府直之ポンコツで笑いを誘うも後半になるに連れて防御が弱くなり、残り数分での退場となった。


雨上がり決死隊・宮迫
自身の癌をネタにしたり、大先輩の中条きよしにですよ。をやらせたりと中々に攻めたが、最後は膝から崩れながら笑ってしまった。


東京ダイナマイトハチミツ二郎
「皇帝」と呼ばれたザコシショウをついに笑わせた。P1層(パチンコやってる人の層)からの支持が熱い2人。だからこそ、とにかく笑わないハリウッドザコシショウの牙城を崩せたのだろう。ただ、最後の2分は準備に時間をかけて戦う姿を見せれなかった。恐らく残り2人にラストを任せて自分は身を引いたと思われる。


ハリウッドザコシショウ
攻守共に最強で、もはや彼を誰も「ザコ」と呼ぶものはいないだろう。
誇張モノマネ・狂った動画・尽きないネタ。正にドキュメンタル向きの芸人と言えよう。
絶対王者」と呼ぶに相応しい彼を止められる者はいるのだろうか。
そもそもディフェンスもオフェンスも強すぎる為、次呼ばれるかも怪しいが。
(個人的な意見だが、過去の優勝者が出場できるとわかった今、野生爆弾くっきーは参戦を待ち望んでいるのではないだろうか?)


ザブングル加藤
今回のドキュメンタルの主役と言っても過言ではない、それぐらいの活躍ぶりだった。
さんまのお笑い向上委員会」を見てない人からすると「なぜザブングル加藤?」と思うかもしれないが、良くも悪くもとにかく爪痕は残す。その姿から「魔王」と呼ばれる。
その魔王がとにかく仕掛けまくり、玉砕していく。しかしこの姿こそが笑ってしまう点であり、ポイントはザコシショウに次ぐ2位だった。その泥臭い戦い方は賛否両論あると思うが1000万円の可能性は充分にあるプレイヤーであった。


そんな魔王加藤に一言いいたい。

 


最後「悔しいです」って言えよ!!!