素人の批評は痛々しい。それでも「笑い」を語りたいんだ。

お笑いばっかり見てます。twitter @bigintercourse

悪ふざけの最高峰「ゴットタン」が魅せる下品芸

一昨日11月3日。「ゴットタン」の最新話が放送された。


そのタイトルは「西野をもう一度嫌いになろう」


キングコング西野と劇団ひとりの因縁の歴史は長い。


芸人の魂を忘れた西野に喝を入れるべく劇団ひとりが立ち上がったのだが、さすが悪ふざけの最高峰。


着ている服をビリビリに破いたり、ケツに手を突っ込んだり突っ込まれたり散々なイジられ様だ。


しかし回を重ねるにつれ友情が芽生える。

 

本気の漫才を作り披露した際も仲良くなったし、髪切りデスマッチでは両者共にバッサリカット。


体を張った末引き分けになり、もう2人の因縁は消えた。


しかし「いがみ合うのが面白いからもう一回嫌いになろう」という訳のわからない理屈で対決をする事に。


最初のビンタ合戦で早くも西野は嫌いになりかけてるが、ひとりはまだ好きだと言う。


ここから悪ノリが加速する。次の対決は「ケツの嗅ぎ合い」


嫌がる西野、なぜか前向きなひとり。


ケツを嗅がれた西野が叫び、ケツを嗅いだ西野が嗚咽し鼻水が出た。その鼻水が芸術的すぎて面白い。

 

本当なら両者が損をしてるのにダメージを受けているのが西野だけというカオス。なぜひとりは平気なんだ。


さらに毒霧対決も結果ウォシュレット対決に。


最終的には両者、服をビリビリに破き合う。いつもの2人に戻った。


ゴットタンの視聴者層は「オッサン」ばかりらしく女性層はほぼいないらしい。


だからこそできる「下品」な笑い。クソくだらない芸ほどオッサンは中学生に戻ったような感覚に陥る。

 

それこそがテレビ東京の深夜番組「ゴットタン」の魅力なのだ。

 

tver.jp