前回より鮮麗され、前回よりデンジャーだった「戦闘車シーズン2」
※この記事にはネタバレが含まれています。まだご覧になられていない方は 「戦闘車2」をご覧になってからお読みください。
昨日11月9日に「Amazon Prime Video」で「戦闘車2」が公開された。今回はその感想を書く。
気になったのは前回尼神インター渚とプラスマイナス岩橋へのドッキリがあったが、今回は無かった。恐らく相当数の苦情が来たのだろう。
演出は前回のような戦国時代を背景とするドラマ仕立てが無かった。単純に要らないと判断したのだろう。
両方共に懸命な判断だったと思う。
説明も前回より分かりやすく、浜田のお気に入りの後輩「どりあんず」のシュミレーションもあった。若手にも仕事を与える浜田の優しさが見える。
その浜田がビビリ顔を晒す。普段観られない姿のひとつだ。
その「普段観られない姿」といえば、矢部が「浜ちゃん」と喋りかける姿もお笑いファンからするとグッとくる。
「戦闘車サッカー」「戦闘車棒倒し「戦闘車 カーリング 」の三競技で車が衝突してぶっ壊れる場面が多く、これぞ「デンジャーテイメント」と名乗るだけのことはあった。
ただ、危険なだけでなく安全面にも考慮していた。
「自動車横転グランプリ」という狂った競技では横転後1分以内に車から出てポーズをとらなくてはならない。
これは「Qさま!」で以前行っていた「潜水選手権」のブラックアウト(失神)をなるべく防ぐためのルールに似ている。
あくまで「安全性のある危険」を目指してのルール設定なのだと私は感じた。まあ、競技自体が安全性のかけらも無いのだが。
前回よりもパワーアップしたのは確かだったが、最後の「連結車猛レース」はしょっぱかった。
もみくちゃになりルール変更するも、2回共走行不能による失格。レースとしてのデットヒートやゴールする瞬間が見れなかったのはバラエティとして如何なものかと思うが、そこでやらせ也をしても仕方が無い。
しょっぱい試合に添えるかのような罰ゲームは13mからの落下というしょっぱくない罰だった。
全体的に演出は前回よりもシンプルになり、こちらの方向性で良いと感じたが、次回はこれを越えるほどの過激さが求められることになる。
そうなると、マジで死人が出るかもしれない。笑えない状況になることだけは避けて頂きたいと願いながら、第3弾を待つ。