素人の批評は痛々しい。それでも「笑い」を語りたいんだ。

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2018-01-01から1年間の記事一覧

和牛の笑い飯化について

年末のお笑いビックイベントといえば「M-1グランプリ」 2018年は霜降り明星の優勝で幕を閉じたが、ここ数年どうしても避けられないのが「和牛」に関する話題だ。 ネチネチした嫌味なボケを繰り出す水田信二と端整なルックスのツッコミ川西賢志郎。2006年結成…

ドキュメンタル6の強豪が共演する番組「チルテレ」

2018年11月。Amazonプライムビデオにて「ドキュメンタル6」が配信された。 www.amazon.co.jp 今回新たな試みとして4人の女芸人を投入した訳だが、これが功を奏し男芸人を一網打尽にした。 今回の主役は何と言っても初の女芸人チャンピオンのゆりやん…

15年の思いを言葉にした、南海キャンディーズのしくじり先生。

昨日「しくじり先生 俺みたいになるな」にお笑いコンビ・南海キャンディーズが先生として出演した。 山里の「すぐ自分と他人を比べて嫉妬する」性格が災いしコンビ崩壊した二人の芸人人生を紹介した。 私は2004年のM-1グランプリから南海キャンディーズが好…

「女芸人No.1決定戦 THE W」のどこがいけないのかを考える

今週月曜日に開催された「女芸人No.1決定戦 THE W」今年は阿佐ヶ谷姉妹の華麗なる優勝で幕を閉じた。さて、このTHE Wは大会発足時から批判の声が相次いでいた。今回の記事は私なりの意見を書きたいと思う。 「男女差別」 漫才・コント・ピン・歌ネタと数多く…

「女芸人No.1決定戦 THE W 2018」感想

昨日「女芸人No.1決定戦 THE W」の決勝戦が行われた。今回はその感想を書き記す。 ●1stステージ敗退 「ゆりやんレトリィバァ」 前回女王が2連覇を目指して挑んだのだが、結果は振るわず。対決前のVTRで「面白いと思うんですけど、どうですか?」という提唱を…

M-1グランプリ「敗者復活戦」は視聴者が決めていいのか問題

今年のM-1は話題に事欠かさない。今回は「敗者復活戦」についてだ。 例年通り今年のM-1も敗者復活戦が行われ、視聴者投票で「ミキ」が復活した。結果、4位という最終決戦まであと一歩だった。 今回の敗者復活戦、注目されていたのはラストイヤーの「プラスマ…

何故M-1ばかりが「審査」に苦言を呈されるのか

今年のM-1グランプリも終わり、今年のお笑いビックイベントも残り「THE W」のみとなった。 今回のM-1は話題だらけで「最年少王者」「和牛がまた2位」「ラストイヤーで劇場でウケまくっているプラスマイナスが勝ち上がれなかった」と語りたい話題が多数あるが…

M-1グランプリ2018 感想

年末の風物詩「M-1グランプリ」が今年も開催された。 今回も様々な笑いが溢れていた。本日はそんな「M-1グランプリ2018」を個人的な感想を交えて振り返る。 10位「ゆにばーす」この2人だけに言える事ではなく他の参加者、特に敗者復活戦や司会者もよ…

とろサーモン久保田がアメトーーク「激動の同期芸人」で今のバラエティを一言で言い放った件

先日のアメトーークで「激動の同期芸人」が放送された。 これは2014年の「ギスギスしてるけどキングコング同期芸人」の最新版だ。 スピード出世したキングコングを軸に、NSC22期生が集まった。 そこにキングコング西野をとにかくイジリたい「自称・西野ウォ…

インパルス復帰後の初ネタはインパルス全開だった

去る11月23日「ネタパレ」でインパルスが1年ぶりにコントを披露した。 そのネタは「漫才」。漫才をやったわけではない。漫才という「コント」だった。 サンパチマイクの前に現れたのは板倉と堤下ではない偽者。登場時点で観客が「???」となっていた。 ネ…

「THE W」の法則性に基づく優勝予想

12月10日に「女芸人No.1決定戦 THE W」の決勝戦が行われる。 www.ntv.co.jp 今回は、前回視聴した際に気づいた「ある事」を元に今年の優勝者を予想する。 今回のファイナリストは 紺野ぶるま紅しょうが横澤夏子吉住あぁ~しらき阿佐ヶ谷姉妹ゆりやんレトリィ…

「AI育成お笑いバトル 師匠×弟子」を最大限に楽しむ方法

昨日、NHKBSプレミアムで 「AI育成お笑いバトル 師匠×弟子」 の第2弾が放送された。 www4.nhk.or.jp 人間が大喜利の師匠となり、弟子の人工知能に大喜利を教えるこの番組。 以前フジテレビの「ワイドナショー」でも取り上げられた「大喜利AI」。そのAIが大…

深刻な「M-1ラストイヤーバイアス」問題

今年もこの季節がやって来た。 natalie.mu M-1グランプリのファイナリストが決まり「今年は誰が勝つんだ?」とお笑いファンにとって話題の中心になっている。 さて、今回はこのM-1に関する「ルール」について語りたい。 そのルールとは「結成15年以内」とい…

ドキュメンタルシーズン6 優勝予想

1月30日に「ドキュメンタル」のシーズン6が配信される。 今回はシーズン1以来の「全員吉本」という布陣。今回は私なりの予想を立てていきたいと思う。 村上ショージ、すべり芸人の第一人者と言ってもいいが、ドキュメンタルのあの場では空気を支配できる可…

前回より鮮麗され、前回よりデンジャーだった「戦闘車シーズン2」

※この記事にはネタバレが含まれています。まだご覧になられていない方は 「戦闘車2」をご覧になってからお読みください。 昨日11月9日に「Amazon Prime Video」で「戦闘車2」が公開された。今回はその感想を書く。 気になったのは前回尼神インター渚とプラ…

悪ふざけの最高峰「ゴットタン」が魅せる下品芸

一昨日11月3日。「ゴットタン」の最新話が放送された。 そのタイトルは「西野をもう一度嫌いになろう」 キングコング西野と劇団ひとりの因縁の歴史は長い。 芸人の魂を忘れた西野に喝を入れるべく劇団ひとりが立ち上がったのだが、さすが悪ふざけの最高峰。 …

アニメ好き芸人期待の新生・ハライチ岩井

ハライチのボケ担当・岩井勇気。 最近では相方の澤部佑が飛躍しているため「じゃない方芸人」「腐り芸人」と言われている。 ゴットタンでどれだけウケをとっても「腐り芸はここしか通用しない」と言う。 そんな岩井、ある趣味を持っているのをご存知だろうか…

大御所から見える「売れ続ける」という難しさ

「大御所」 芸能界という厳しい世界で長年生きてきた老人のこと。 10月31日放送「水曜日のダウンタウン」にて「芸能界一細い隙間に通れるの 片岡鶴太郎説」が放送された。 そこで鶴太郎がギャグを言ってる途中で次の場面へ。悪意ある編集だが、正直聞くに耐…

夢の共演!?「戦闘車 シーズン2」

本日「Amazon Prime Video」が最新ラインナップを発表した。 カリギュラシーズン2の後半やドキュメンタルシーズン6も魅力的だが、今回最も見たいと思ったのが「戦闘車」シーズン2だ。 車を使った危ない競技に芸人だけではなく俳優やプロレーサーも参加す…

リアクションだけが見どころじゃない!?「有吉弘行の脱ぬるま湯大作戦」

数々のヒット作を生んできたAmazonプライム・ビデオが、今年8月に新しい番組を制作していた。 「有吉弘行の脱ぬるま湯大作戦」 www.amazon.co.jp ラジオで「私もぬるま湯に浸かってますよ」と発言した有吉にバッキバキのお笑い仕事をやってもらうという内容…

芸人界における嫉妬という感情

仕事で自分以外の人間に追い抜かれるという苦い経験はよくある事。それはお笑い界でも起こっている。 「アイツが売れやがって・・・」という感情に動かされた芸人が数名。 TKOの木本は当時ブレイクしていた「安田大サーカス」の小道具「クロちゃんが使う紙吹…

「仲間を助けた!?」youtuberカジサック。

2005年にサービスを開始した「Youtube」 2011年にはYoutubeによる広告収入を一般の人でも得られるようになり、ここから「youtuber」という職業が生まれた。 昨今ではテレビで活躍している「芸人」もyoutubeで自身のチャンネルを持つようになった。 それはYou…

一発屋の宝庫?!「電波少年」

昨日放送された「極上空間」。ゲストは髭男爵とスギちゃんだった。 「一発屋芸人」の代表格、総選挙でも一位を獲った髭男爵。 「ワイルドだろぉ〜」の台詞でブレイクした後、なぜか冠ロケ番組を数多く持つことになるスギちゃん。 「一発屋」「サンミュージッ…

忙しい芸能人は幸せなのか?

華やかな世界の代表格「芸能界」 そんな芸能界で第一線で活躍しているにも関わらず幸せそうに見えない人が少なからずいる。 脚本家として向田邦子賞を受賞した「バカリズム」 元々コンビで活動していたが解散。コンビ名をそのまま芸名にし、その後R-1で「ト…

もしかしたら「天才」が横行するかもしれない話。

若者のテレビ離れ、コンプライアンス問題と最近のテレビ業界は厳しい状況に置かれている。 そんな最中、演者は活躍の場が圧倒的に多くなり腕を磨き続けている。それは「若手芸人」にとってもだ。 10月頭にはキングオブコントで結成4年の「ハナコ」が優勝した…

君は「俺達バカ社長」を知ってるか?

「くうちゃん まーちゃん 俺達バカ社長」という番組をご存知だろうか。 2015年にテレビ埼玉で放送していた30分のバラエティ番組だ。 アメトーークの裏番組でテレビ埼玉のみの放送だったため知らない人も多いだろうがカルト的人気があった。 出演は「くうちゃ…

「笑い」に最も邪魔な存在。それは「観客」

最近のバラエティで「邪魔だな」と思う事が増えている。今回はそんな「邪魔」に関する事を書く。 未だに第一線で活躍を続けるお笑いコンビ「アンガールズ」 昔は「キモかわいい」と言われていたが、おじさんと呼ばれる年齢になり「キモ」だけが残る。 アンガ…

Kis-My-Ft2のゲームに向かう姿勢

Kis-My-Ft2。ジャニーズ事務所に所属する7人組のアイドルグループ。 昔からテレビ朝日ではバラエティで活躍するべく教育をしてきた。 「濱キス」という番組でよゐこ濱口からバラエティの向き合い方を教わり、そこから キス濱ラーニング↓キス濱テレビ↓OH!エル…

「幸せになったら終わりだよ」南海キャンディーズ

私の好きな芸人の一組。「南海キャンディーズ」 2004年のM-1で一躍有名になった男女コンビ。 山ちゃんこと山里亮太としずちゃんこと山崎静代。この2人と言えば「不仲」で有名だった。 先日放送の「ゴットタン」で「コンビ愛確かめ選手権」に出演。 「一番仲…

レギュラー第1回で見えた??「99人の壁」攻略法

「あなたの最愛の知識を100万円に変えてみませんか?」 3回の特番を経て昨日レギュラー化の第1回が放送された「超逆境クイズバトル!! 99人の壁 」 www.fujitv.co.jp 俳優・佐藤二郎がバラエティの司会初挑戦のこの番組。 100人の中から選ばれた1人…