素人の批評は痛々しい。それでも「笑い」を語りたいんだ。

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「仲間を助けた!?」youtuberカジサック。

2005年にサービスを開始した「Youtube


2011年にはYoutubeによる広告収入を一般の人でも得られるようになり、ここから「youtuber」という職業が生まれた。


昨今ではテレビで活躍している「芸人」もyoutubeで自身のチャンネルを持つようになった。


それはYoutubeが若者に人気のコンテンツだからという点だけではなく、お笑い芸人にとって使い勝手がいいという面もある。


お笑いを見たいと思えばDVDを買ったり借りたりするより、ネット動画を利用した方が手っ取り早い。さらに有料より無料の方が人が流れる。とにかく「手軽」な方がいいのだ。


その手軽さは芸人側にとっても同じ。過去のネタ動画をアップロードすればそれだけで収入になる。


それまでは単独ライブをやっても赤字・または少しの黒字だが、それを補うのがDVDの販売だ。


客を埋め、円盤を売るのが舞台上で活躍する芸人の収入源だったのがそこにネット動画の広告費も加わり、演者としても嬉しい限りだろう。


そんな中、本格的にyoutuberデビューした男がひとり。


キングコングの梶原である。


スピード出世したが、何故か漫才師として横道にそれてしまった西野。そして相方もyoutuberになり「カジサック」と名乗る。同じく横道にそれてしまったと思われたが、動画を見る限りそうでもない。


もちろんyoutuberとして孤軍奮闘する動画ばかりなのだが、それ以外に「魅力的」な動画がある。


それが「芸人との2ショットトーク」だ。


過去には山里亮太石田明と同期の本音トークで視聴者の心を掴んだ。


何よりテレビと違うのが「自分のやりたい事が出来る」という点。


例えるならテレビ出演は「下請け」。単独ライブやyoutubeは「個人事業」なのだ。


その「やりたい事」が実現したのが「インパルス堤下の衝撃復帰動画」


昨年やらかして謹慎中だったが今月23日に「神奈川住みます芸人」として復帰した。


堤下の姿が見れるのは神奈川だけなのかと思った矢先、どこのテレビよりも先に梶原が動いたのだ。


テレビ局の判断で出れない場合も「youtuber」という仕事なら当人の判断で世に発信できる。


世界中で見れるネット動画。はねるのトびら仲間だった2人のやりとりは、あの頃を思い出させてくれる。


「youtuber」という仕事を馬鹿にする芸人はまだ多いが、それはもう古い考えなのかも知れない。