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「チコちゃん」「ねほりんぱほりん」NHKバラエティ人気の秘密は『◯◯◯◯』

2018年の流行語大賞にトップ10入りを果たし、紅白歌合戦にも参加した「ボーっと生きてんじゃねーよ!」でお馴染み「チコちゃん」とナインティナイン岡村隆史が出演する「チコちゃんに叱られる

 

2015年に特番が組まれその後レギュラー化。番組終了後には「復活してほしい番組」の2位に輝き再びレギュラー化した、山里亮太こと「ねほりん」とYOUこと「ぱほりん」がワケありゲストから話を聞き出す「ねほりんぱほりん」。

 

この2つの人気番組、共通点は「NHK」ということだが、私は人気の秘密も共通していると思っている。

 

それは「可愛らしいキャラクターが主役」だということ。

 

チコちゃんに叱られる」は教養番組。民放の教養番組といえば「世界一受けたい授業」「ハナタカ!優越館」「林先生が驚く初耳学!」とあるが、どの番組も有名タレントが司会をしている。

 

しかし「チコちゃんに叱られる」は小学生のチコちゃんというキャラクターが司会進行する。(中の人は木村祐一というオッサンなのだが)


ねほりんぱほりん」は顔出しNGのゲストからエグい話を聞き出すトーク番組。ホストの2人はモグラに、ゲストはブタに扮して話を広げる。全登場人物が人形で、人間の姿は無い。

 

共通する「見た目の可愛らしいさ」これはNHKが培ってきた人形劇の技術やCG合成の技術を駆使し、両番組共に見た目はポップに作られている。

 

そして「決してNHKらしくない」という点もあるだろう。

 

NHKの教養番組らしからぬポップさがあるチコちゃん。普通に下ネタもガンガン放送するねほぱほ。

 

この「カワイイ」×「NHKらしくない」が上手く混ざり合い、化学反応を起こす。それが両番組人気の秘訣なのだろう。

 

テレビというメディアが下降気味の昨今、国営放送は「攻め」の態勢を見せている。これからもその姿勢を崩さずに進んでもらいたい。