「R-1ぐらんぷり」の審査基準は狂ってるのか?
「R-1ぐらんぷり」
一人芸のNo.1を決める賞レースで2002年からスタート。今年からはアマチュア参加者は別の枠が用意された為、プロの芸人のみが参加できる大会となった。
このR-1ぐらんぷり、最近ある話題で注目されている。
「審査基準」だ。
昨年のM-1グランプリでも採点の仕方に色々な話題が出たが、今回は予選での出来事。
実はR-1の審査について怒りを露わにしたのはキートンだけではない。
2014年のR-1、3回戦で敗退した「ガリガリガリクソン」が審査に納得いかず激怒。「二度とR-1なんか出るか!」とまで言っていた。(結局その後も出ているが)
今年のキートンも2014年のガリガリガリクソンもウケは抜群に取っていたらしく、周りの芸人も擁護する発言も見受けられる。
実はR-1ぐらんぷり初期の時代、ウィキペディアにはこんなことが書かれていた。
『M-1が現在、またはかつてトップに君臨していた漫才、コント師を中心とした大御所による玄人目線で厳しく審査されているのに対して、R-1は落語家、喜劇役者など幅広いジャンルのお笑い系タレントを寄せ集め、緩い空気で審査されているのも特徴である。』
これは決勝戦に関しての説明だが、「M-1より審査が緩い」という文章は暫く掲載されていた。時間に余裕のある方は是非ともウィキペディアの変更履歴を遡って見て頂きたい。
笑いを審査するという行為に誰もが納得いく結果を求めるのも野暮な話ではあるが、死に物狂いで戦っている芸人の心情を考えると辛いものがある。
上沼恵美子が「こっちも真剣に審査してんねん!!」と怒ってしまうぐらい、R-1予選の審査員も真剣に審査して頂きたいものである。