水曜日のダウンタウンが手掛ける「モンスターアイドル」
11月から「水曜日のダウンタウン」で新しい連載企画が始動した。
事前告知では集められた女性十数名と目隠しをされたクロちゃんが映し出されていた為、これを見た視聴者は「バチェラー」ではないかという予想を立てていたが、
プロデューサーの藤井健太郎はそれを否定した。
確かにまたクロちゃんで恋愛企画をやるのは同じような展開になるだろう。ではいったい何なのだろうか。
そして企画内容が発表された。その名も「モンスターアイドル」
アイドル好きのクロちゃんがプロデューサーとなりアイドルを育てるという企画である。
サポートするのはBiSHを手がける渡辺淳之介。企画の本気度が伺える。
数年前から「アイドル戦国時代」と呼ばれ様々なアイドルが生まれた。
しかし、その舞台裏ではプロデューサーという絶対的な立場を利用して私利私欲にまみれたクソ行為をしている人間も多数存在しているイメージがある。
私はこの企画を見て「なるほど」と思った。
絶対的な必要悪を「嘘つき妖怪ソプラノハゲ達磨」ことクロちゃんにすることで、「被害」とも言える仕打ちを受けているアイドルを応援したくなるという構図ができる。
クソプロデューサーという芸能界の闇部分である、裏で起きている極悪非道な行為をテレビで放送してしまうという、ある意味「透明性抜群」な企画である。
アイドルに詳しく、さらにこういったヨゴレ役はクロちゃんにはぴったりだ。
現時点で第2話まで放送していたが、視聴すると非常に胸クソが悪い。
理不尽な結末の映画を見ているような不快さと疲れがどっと押し寄せる。
何故ならこれは創作ではなく「事実」だからだ。そして実際に起きている出来事だからこそ目が離せない。
Twitter 上で平成ノブシコブシ徳井がコメントをしていた。
モンスターアイドル観たよ。
やっぱクロちゃんは最高だなー。
日本中の親御さん、ギュッとすれば
つまりはこれが芸能界です。
心して下さい。
モンスターアイドル、
今週もクロちゃん最高最高!
でも、誇張せずともこれが
絶望芸能界の縮図。
実際にこのようなことが行われている・・・のかは定かではないのだが、徳井先生が言うと説得力が増す。
私の個人的願いは、今回デビューするアイドルは売れてほしい。そしてプロデューサーであるクロちゃんは幸せが訪れないでほしい。恐らく視聴者の中にも同意見の人がいる事だろう。
今後のモンスターアイドルから目が離せない。